二次元メモ帳

アニメ、ゲームなどの考察ブログ。

フリゲ感想「新説魔法少女」

新説魔法少女 感想

 フリーゲームは昔からちょいちょいやっていて、シルフェイド見聞録とか、あの辺の作品や、魔王物語物語とか、帽子世界とか、まぁまぁフリゲはやってきましたが、最近は全くやっておらず、久しぶりに手をつけた作品です。

 

 結論から言うと、めちゃくちゃおもしろかった。

 

 なので、だらだらと感想なんかを書いていきたいと思います。

 

 ネタバレありなので、まだやってない方はブラウザバック超推奨です!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

1.戦闘とか

 新説魔法少女は1話ごとにADV+SLGの戦闘という形で話が進んで言って、たぶんクリア後までは、特にフリークエストで稼ぎみたいなのはなかったです。

 レベリングは特に意識しませんでしたが、あまり問題なかったですね。特に終盤は強力な技を覚えるユニットが多くて、詰むというような状況にはなりませんでした。

 正直に言うと、SLGってあんまやったことがなくて、サモンナイトは難しくて途中で投げちゃったぐらい苦手だったんで、最後の方は不安だったんですが、なんとかクリアできて良かったです。

 

 戦闘モーションはけっこうぐりぐり動いていてすごかったですね。これ無料ゲーか?ってぐらい動いてたと思います。

 強力な技にはカットインとかもあって、演出も良かったですね。操作性についても、マウスが使えたので特に悪いと感じることはありませんでした。

 

2.ストーリーとか

 ストーリーはメインが50話ぐらいかな、とサブシナリオはまだやれてないので、何話あるか分からないですが、けっこうボリュームはありますね。

 戦闘がかなり時間がかかるので、1日漬けでやるのは不可能かなぁという感じです。

 基本的には異星からやってきた怪物を、少女たちが「マジカロイド」になり、倒すというものなのですが、魔法少女という題名に反して、流血ありの殺伐とした戦闘が繰り広げられます。

 肩を食われたり、能力の使いすぎて失明したり、しかも傷が治っても神経痛はあるのでめちゃくちゃ痛かったり、とかなりリアル路線でしたね。

 また、基本的に中学生なのですが、とにかく個性が強いです。

 たとえば、主人公の千代子なんかは、自己犠牲精神が強い、というだけでなく、普段はおとなしいのに、キレたら何するか分からない、母親すら戦闘の犠牲にするほどの歪な正義感の強さや、ぼーっとしているように見えて、聡明だったりと、アクが強いです。

 戦闘になったら怖がって逃げたり、調子に乗ったり、能力を使って人を殺したりする娘までいたり……。

 とにかく街を守るという軽い気持ちでマジカロイドになり、それぞれのキャラがそれぞれの反応を見せるのですが、その反応がとても面白かったです。

 

3.キャラについて 

 僕は八島唯がめちゃくちゃ好きでしたね。まぁ、まず時の能力っての強キャラ感ありますし、技もタキオンシュートとか、ワールドイズマインとか、かっけぇってなりました。

 あと、最初はただの優等生キャラかなと思ったんですが、正義感の暴走がすごいですよね。親との不仲や、疎まれてすらいるというところに、この力を手に入れてしまい、良く言えば正義の味方になったわけですが、唯は完全に暴走しています。

 ふつうに人を殺してるのに平然としていますからね。たとえそれが悪人だったとしても、自分のやったことは間違っていない、と言い切れるのはヤバイ奴すぎる……。 

 タウとか、かなり胡散臭かったですけど、唯とテロメアの戦いなどを通していくうちに、唯とかのほうがよっぽどやべぇな、タウとか全然黒幕とかそういうのとは関係なさそう……と思ってしまうぐらい、唯は強烈なキャラだったと思います。

 千代子にちょっと嫉妬しているところも、可愛かったですよね。親に大事にされているところや、不思議と他人を惹きつけるところとか。

 唯は生徒会長ですし、梢もいたのですから、もとから学校ではそれなりに人気だったんじゃないかなぁと思うのですが、やはり親からの承認がなかったのが、ここまで唯がねじれてしまった原因なのかなとも思います。

 かなり好きなキャラだったので、バイオモンスターにされ死んでしまったというのはかなり残念ですが、このストーリーの中では、これで良かったのかなとも思います。

 

4.まとめ

 クリアして、すぐでまだまだ千代子と遥、琴音とかのことについて書いていきたいんですが、とりあえずこれぐらいにしておこうと思います。

 とにかくめちゃくちゃ満足できる作品だったので、作者のTSさんに感謝です。